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パリ日本文化会館主催 Panorama du cinéma japonais des années 80 et 90
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パリ日本文化会館 |
【第2部】 4月1日 → 4月30日 ⇒【第1部】
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2003年1月28日から4月30日まで、パリ日本文化会館(「国際交流基金」パリ海外事務所・磯村尚徳館長)で「80-90年代日本映画の展望」(Panorama du cinéma japonais des années 80 et 90)と題した特集上映が行われている。1監督1本ずつで全40本を連続上映、1980年〜90年代の日本映画を展望する試みである。 1月28日(火)から始まった第1部が3月15日(土)でひとまず終了、4月1日(火)から第2部の上映が始まる。『NAGISA-なぎさ-』も、4月2日(水)と4月12日(土)に上映される。
エッフェル塔の近く、セーヌ川に架かるビル・アケム橋のたもとにあるパリ日本文化会館は、「フランスにおける日本年」の開催された1997年に開館。日仏、日欧文化交流の拠点として、幅広く生きた形での日本文化紹介の場を提供する場として活動を続けてきた。地上6階・地下5階の堂々たる建物の中には、多目的ホール(400名収容)、展示ホール、セミナーホール、図書館(3万冊の蔵書)、茶室などを擁し、日本映画の名作や日本紹介ビデオがフランス語字幕付きで見られるモニタールームも完備されている。ホールでは旧作特集上映やダンス、演劇、パフォーマンス公演がよく行われるので、日本人留学生のみならず、フランス人やフランス滞在の来訪者が引きもきらない。過去、「増村保造」「内田吐夢」「成瀬巳喜男」「清水宏」「戦前の日本アニメ」「黒沢清」「深作欣二」「神代辰巳」といったレトロスペクティヴ上映が行われ、非営利団体ながらも、フランスの観客やシネフィルたちから非常に注目を集めた、ユニークな日本映画上映会場として知られるようになってきたようである。
関連参考サイト:
Seances/Objectif Cinéma /Maison de la culture du Japon/fluctuat.net/marcopolo-magazine/ovni/
NIHON-FR.COM/www.bulbe.com/
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