2000年11月13日〜23日 上映終了いたしました
新潟・市民映画館シネ・ウインド
上映時間(19日・22日は無し)13日=16:50,14日=11:40,
  15日=13:30,16日=15:10,17日=16:50,18日=11:40, 
  20日=13:30,21日=15:00,23日=11:40 [公式HP]
新潟市八千代2-1-1万代シテイ第2駐車場ビル1F Tel.025-243-5530

●シネ・ウインド15周年祭(11/11〜11/24)で『NAGISA』上映!  
 新潟独自の「市民映画館」もこの12月で15周年を迎える。
85年春、古町七番町にあった市内唯一の名画座『ライフ』 が閉館。故荻昌弘氏の「ライフをつぶしたのは新潟市民だ」という寄稿文に感銘を受けた斎藤正行氏(現・ウインド代表)が脱サラして、市民の手による映画館の建設を呼びかけ、一口一万円の会費を新潟市民から集めて劇場オープンにこぎつけたのが15年前の12月。この辺の事情は、シネ・ウインドのHPの中にも詳述されている。

 「ウインド」というネーミングの由来は、映画の「窓口」(=Window)という意味と、新しい「風」(=Wind)を起こそうという思いを込めたもの。新潟の地にしっかり根をはり、外からの風(映画・演劇・音楽などあらゆる文化)に対して、常に開かれた空間たるべく、多目的ホールとしてもユニークな活動を続けてきた。
 今回の15周年祭イベントの番組セレクションもなかなかのもの。『どこまでもいこう』『NAGISA』『岸和田少年野球団』『夏時間の大人たち』といった新世紀を担うヤングエイジに焦点を合わせた特集に加え、森達也監督を迎えてのトークイベント&上映、廣木隆一監督特集、『愛の嵐』『アラビアのロレンス』の完全版上映から、市川雷蔵連続モーニング上映といったものまで…名画座が激減した東京ではもうとても組めないユニークな企画が目白押しだ。
 新潟市民の皆さん、魅惑の作品群につい目を奪われがちですが、ポケットサイズの湘南少女ムービー『NAGISA』もお忘れなく!! ⇒[ 月刊ウインド2000年11月号 ]
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